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羽曳野の塾、英伸スクールの時事問題を考えるVol.3自動運転
今日8月28日の新聞に、
「タクシー大手の日の丸交通と自動運転ベンチャーのZMP(東京)が27日、東京都内の公道で自動運転タクシーの実証実験を始めた。
乗客を乗せたタクシーが公道を営業走行するのは世界で初めて。
両社は2020年に特定区間で運転者が無人の自動走行を目指す。」
と掲載されました。
「自動運転」て何のこと?
人によって、「人がいなくても、自動で車が動いて目的地まで連れてってくれる車のこと?」「自動ブレーキシステムがついてれば自動運転でしょう」など、とらえ方が異なることがあるのではないでしょうか。
自動運転技術は、世界各国のメーカーが開発競争を激化させています。
さらに、大手の自動車メーカーや関連会社以外でも、ベンチャー企業や異種企業の参戦などにより、市場が活発化しています。
アメリカ 電気自動車メーカーのテスラをはじめ、完全なる自動運転の実現に向けて懸命に取り組んでいます。
「自動運転」と一言で言ってもレベルがあり、レベル0~5まであります。
レベル0は自動運転に関する装備が全くない通常の乗用車。
レベル5になると乗用車がシステムによって自律的に走行するものとなっています。
自動運転0レベル(自分で車を運転する)は、自動運転の機能がついていない乗用車のことです。 一般的な車はこのレベル0にあたります。
自動運転レベル1(運転支援)は、ハンドル操作や加速・減速などの運転のいずれかを、車が支援してくれます。 事故が起きそうな状況を車で判断して自動ブレーキする機能や、車の走る・止まる動作を自動でしてくれる機能がここに分類されます。
自動運転レベル2(部分運転自動化)は、ハンドル操作と加速・減速などの複数の運転を、車が支援してくれます。
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が進化したものがこのレベル2になります。
ただ、ドライバーはしっかりと周囲の状況を確認する必要があります。
自動運転レベル3(条件付き自動運転)は、システムが運転をしてくれる本格的な自動運転になります。
レベル3の条件からドライバーが乗らなくてもOKとなります。 このレベルは、周りの状況を確認しながら運転をしてくれますが、緊急時はドライバーが必要という条件です。 また、交通量が少ない、天候や視界がよいなど、運転しやすい環境が整っていることも条件です。
自動運転レベル4(高度自動運転)は、ドライバーがいない状態で自動運転できるけれど、走行環境によっては運転できないということになります。
交通量が少ない、天候や視界がよいなど、運転しやすい環境が整っているという条件は必要になります。 現在市販車で搭載されている車はありません。
自動運転レベル5(完全自動運転)は、現在最高レベルで、どのような条件下でも、自律的に自動走行をしてくれる車です。 まだ夢のような車ですが、研究を重ねるにつれて現実味を帯びてくるでしょう。
現在の自動運転の主流は自動運転レベル1~レベル2です。
ただ、レベル1にあたる自動ブレーキシステムなどは現在発売されている多くの車、軽自動車などにもついています。 これからどんどん、レベル2、レベル3の車が増えていき、レベル4、そしてレベル5と、段階的に増えていくことになるでしょう。
しかし、、気になるのは本当に安全に走行できるか、というところです。
アメリカの自動運転レベル2搭載の自動車での死亡事故は特に話題になりました。
現段階でもさまざまな事故が起こっていて、「この責任は誰にあるの?」と疑問に感じることもあるでしょう。
自動運転のレベルが上がることでドライバーが運転に関与する割合がどんどん減っていきます。
そのため、事故を起こしたときの責任は車の所有者か、自動車メーカーか判断が難しいです。
このように自動運転は、まだ発展途上の面や課題がたくさんあります。
事故や死亡事故も起こっています。
ただ、10年前と比べると明らかに進んでいる、そしてその進化のスピードが早くなっていると思います。
すでに多くの車に自動運転レベル1の機能がついています。 そして2020年の東京オリンピックに向けて日本では、益々自動運転車の開発が加速すのではないでしょうか。
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今日8月28日の新聞に、
「タクシー大手の日の丸交通と自動運転ベンチャーのZMP(東京)が27日、東京都内の公道で自動運転タクシーの実証実験を始めた。
乗客を乗せたタクシーが公道を営業走行するのは世界で初めて。
両社は2020年に特定区間で運転者が無人の自動走行を目指す。」
と掲載されました。
「自動運転」て何のこと?
人によって、「人がいなくても、自動で車が動いて目的地まで連れてってくれる車のこと?」「自動ブレーキシステムがついてれば自動運転でしょう」など、とらえ方が異なることがあるのではないでしょうか。
自動運転技術は、世界各国のメーカーが開発競争を激化させています。
さらに、大手の自動車メーカーや関連会社以外でも、ベンチャー企業や異種企業の参戦などにより、市場が活発化しています。
アメリカ 電気自動車メーカーのテスラをはじめ、完全なる自動運転の実現に向けて懸命に取り組んでいます。
「自動運転」と一言で言ってもレベルがあり、レベル0~5まであります。
レベル0は自動運転に関する装備が全くない通常の乗用車。
レベル5になると乗用車がシステムによって自律的に走行するものとなっています。
自動運転0レベル(自分で車を運転する)は、自動運転の機能がついていない乗用車のことです。
一般的な車はこのレベル0にあたります。
自動運転レベル1(運転支援)は、ハンドル操作や加速・減速などの運転のいずれかを、車が支援してくれます。
事故が起きそうな状況を車で判断して自動ブレーキする機能や、車の走る・止まる動作を自動でしてくれる機能がここに分類されます。
自動運転レベル2(部分運転自動化)は、ハンドル操作と加速・減速などの複数の運転を、車が支援してくれます。
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が進化したものがこのレベル2になります。
ただ、ドライバーはしっかりと周囲の状況を確認する必要があります。
自動運転レベル3(条件付き自動運転)は、システムが運転をしてくれる本格的な自動運転になります。
レベル3の条件からドライバーが乗らなくてもOKとなります。
このレベルは、周りの状況を確認しながら運転をしてくれますが、緊急時はドライバーが必要という条件です。
また、交通量が少ない、天候や視界がよいなど、運転しやすい環境が整っていることも条件です。
自動運転レベル4(高度自動運転)は、ドライバーがいない状態で自動運転できるけれど、走行環境によっては運転できないということになります。
交通量が少ない、天候や視界がよいなど、運転しやすい環境が整っているという条件は必要になります。
現在市販車で搭載されている車はありません。
自動運転レベル5(完全自動運転)は、現在最高レベルで、どのような条件下でも、自律的に自動走行をしてくれる車です。
まだ夢のような車ですが、研究を重ねるにつれて現実味を帯びてくるでしょう。
現在の自動運転の主流は自動運転レベル1~レベル2です。
ただ、レベル1にあたる自動ブレーキシステムなどは現在発売されている多くの車、軽自動車などにもついています。
これからどんどん、レベル2、レベル3の車が増えていき、レベル4、そしてレベル5と、段階的に増えていくことになるでしょう。
しかし、、気になるのは本当に安全に走行できるか、というところです。
アメリカの自動運転レベル2搭載の自動車での死亡事故は特に話題になりました。
現段階でもさまざまな事故が起こっていて、「この責任は誰にあるの?」と疑問に感じることもあるでしょう。
自動運転のレベルが上がることでドライバーが運転に関与する割合がどんどん減っていきます。
そのため、事故を起こしたときの責任は車の所有者か、自動車メーカーか判断が難しいです。
このように自動運転は、まだ発展途上の面や課題がたくさんあります。
事故や死亡事故も起こっています。
ただ、10年前と比べると明らかに進んでいる、そしてその進化のスピードが早くなっていると思います。
すでに多くの車に自動運転レベル1の機能がついています。
そして2020年の東京オリンピックに向けて日本では、益々自動運転車の開発が加速すのではないでしょうか。
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